Project story

04

レ・ジェイド北海道
ボールパーク

世界がまだ見ぬ街へ。
北広島の未来を担ったまちづくり。

すべてが0から動き始めた「まちづくり」。それは、何もかもが
手探りという試行錯誤の積み重ねが築き上げた、前例のない理想。

すべてが0から動き始めた「まちづくり」。
それは、何もかもが
手探りという試行錯誤の積み重ねが築き上げた、
前例のない理想。

Leader

Leader

坂本 幹人Sakamoto Mikito
首都圏開発事業部 首都圏開発2部
兼 西日本開発事業部 物流開発部 チーフ
2017年度中途入社

Leader

德 幸奈Toku Yukina
西日本開発事業本部 西日本建築企画部
兼 開発事業本部 北海道支店
総合職 サブマネージャー
2018年度中途入社

First

#01
日本エスコンが躍進を遂げるまちづくりは、
たった一言から始まった。

2019年1月。坂本は一つの情報をキャッチした。「北海道日本ハムファイターズ(以下、「ファイターズ」)が、北広島に新球場を核としたまちづくりをするらしい。そこで、デベロッパーとして球場周辺開発の提案をしてほしいという話が来たんだ。やってみないか」。日本エスコンにとっても、坂本にとっても、類を見ない規模のコンペが舞い込んできた。新球場を核とした北海道ボールパーク F ビレッジ(以下、「Fビレッジ」)は、総開発面積:約 36.7haの大規模な開発エリア。可能性は無限にある。しかし、オリエンは最小限の情報のみ。なぜなら、北広島の未だ雄大な自然が生い茂る原生林が開発予定地だからだ。既存の建築物も無ければ、舗装された土地も無い。これは、何もかもゼロベースからのスタートだ。坂本の中では「この話を逃すわけにいかない。やり遂げてみせる…」とすでに決意していた。

ES CON FIELD HOKKAIDO完成予想図

Research

まっさらな土地から
導き出された一つの解。

想像以上に広い敷地と深々と雪が降る原野。「本当にこんな所に新球場が開発されるのか…」。現地視察に訪れた坂本は思わず息を飲み込んだ。それと同時に「まずは市場を調べてみよう」と歩みを進めていた。北広島は、もともと広島からの移民が開拓した土地。例えばマンション開発を見据えたときに、土地の販売価格の推移から適正値を策定するも、マーケット調査から得られたのは2004年頃から新規のマンション供給が無いという情報だけ。他県のスタジアム周辺にまちをつくるという事例も無い。坂本は悩みつつも、ワクワクする気持ちが膨らんだ。「画一的なものは絶対に作りません。新しい時代にふさわしい不動産開発を行います」という想いだけはブレなかった。そして、開発の話が進む中、「意思決定の早さや成長戦略が同じベクトルで見込める御社を事業パートナーとして一緒にまちづくりをしたい。そして…」と、ファイターズから新球場のネーミングライツが提案された。日本エスコンとしては、球場名を付けるのはもっとメジャーな会社が一般的だと一度は断りを入れたものの、共に成長していこうというファイターズからの熱いラブコールもあり、新球場周辺まちづくりへの参画とともにネーミングライツ取得という大きな決断がされた。

ES CON FIELD HOKKAIDO完成予想図

Second

#02
建築企画部としての視点が見つけた、
コンセプトを構成する北広島の側面。

Fビレッジ内での様々な不動産開発の検討・事業推進が行われる中、Fビレッジにおけるファーストプロジェクトとして分譲マンション開発の話が進んでいった。ここで、もう一人のメンバーがアサインされた。「唐突な話で驚きましたが、ぜひやらせてください」と、建築企画部の德も大規模プロジェクトに物怖じせず参画を決意。現地視察した際には、坂本と同じく原野に唖然したが、「北海道の土地柄と北広島のポテンシャルを調べよう」と建築企画を担う視点からものづくりをスタートさせた。模索する中でまず定めていったのは、今回の物件におけるターゲット像だ。球場の隣ということもあり、野球好きにとって、まるでオアシスのような立地のはず。コンセプトメイクに向けて次々と情報が整理され、様々なアイデアが出されていく。

共用テラス完成予想図
Fテラス完成予想図
ウォームリビング完成予想図

Decision

人と自然と共生する大樹のように、
まちづくりの始まりを担うデザイン。

「ターゲット像は見えてきましたが、ここはまだ未開発の土地。詳細まではあえて定めず、多様な人に住んでいただき、その人たちがこの街を作っていくことを見据えます」。設計コンセプトは、『LANDMARK TREE』に定められた。そこに込められた想いは、F ビレッジに訪れる人々を出迎え、F ビレッジを愛する人々を受け容れる「大樹」のように、北海道の象徴となり、新たな暮らしを育んでいくレジデンスを目指すこと。シンボリックな2棟構成で、ガラスの素材も球場と連動させることで、今後開発される街全体との調和を。専有部では、居室からバルコニーまでにFテラス(サンルーム)を設け、居室と連続した空間で、枠にとらわれない新しいライフスタイルを想定。日本エスコンがこれまで培ったノウハウを最大限活かし、次々とアイデアは形になっていく。

Fビレッジ エリア 全体 完成 イメージ図

Third

#03
住む人の理想を叶えるために、
すべてを尽くす。

マンションの意匠には、あらゆる部分に建築企画の“こだわり”が見られる。「共用部はもとあるセカンドハウスへのニーズを見定め、落葉樹に囲まれた奥行きあるエントランスアプローチに仕立て、一流ホテルのような佇まいに。また、北海道らしさを感じさせる特別なコミュニティスペースとして、温もりのあるマテリアルに囲まれ、ストーブを中心に談笑が聞こえてくるようなウォームリビングを設けましょう」。『理想の暮らし』を実現するためのアイデアはこれだけにとどまらない。「屋上には共用テラスを設けて球場の雰囲気や北海道の雄大な自然を見晴らせる場所を。また、広々とした空間で本を読んだり、新しい働き方に適応したコワーキングスペースや、お客様をお出迎えするホテルのようなゲストルームがあったりしたら、お住い頂く方それぞれの『理想』を実現できると思います」。住んでいただくのは、ボールパークに住むという新しい暮らしを求める人。德はその一点を見据え、経験や想いをすべて注ぎ込んだ。『レ・ジェイド北海道ボールパーク』は、発表以降、北海道内や首都圏などのメディアに多数取り上げられ、その注目度の高さがうかがえる。

ES CON FIELD HOKKAIDO完成予想図

Construction

0から1へ、1から100へ。
次章へと歩みを進めるまちづくり。

Fビレッジにおける新球場周辺まちづくりへの参画とネーミングライツ取得。さらには『レ・ジェイド北海道ボールパーク』の開発。ファイターズにとっても、日本エスコンにとっても、前例のないまちづくりという挑戦だ。まちづくりへの第一歩である分譲マンションの開発は、Fビレッジの核とも言える『生活』をつくること。また、マンションを開発することは、広大な敷地面積を有するFビレッジ内の1つの開発であり、日本エスコンはプロジェクトのフェーズを1つ踏んだに過ぎない。今後のさらなるまちづくりに向けて、坂本と德は「この北広島そのものの大自然を活かしつつ、もっと住み良い一つの街へつなげていきたい」とその心を語った。

Fビレッジだけでない、
“もう一つのまちづくり”が始動。

JR北広島駅前完成イメージ図

Beyond

日本エスコンはFビレッジの開発に加え、
“もう一つのまちづくり”を見据えていた。
それは、ボールパークのアクセス拠点である、
JR北広島駅『駅西口エリア活性化事業』に
おける駅前再開発だ。
日本エスコンは、この再開発計画のコンセプトを
「キタヒロ・ホームタウン-BASE ~地域の住民・
事業者・観光客・ファンなど
北広島市を大好きな人々が集まる
『ホームタウンの基地』~」と定め、
開発提案を北広島市に行い、
見事パートナー協定締結を勝ち取ったのだ。
商業施設とホテルからなる
「複合交流拠点施設」の開発など、
賑わいの創出に向け様々な計画が進行中。
Fビレッジにおけるまちづくりと、
当事業におけるまちづくり、
これらを一体で行うことにより、北広島市、
ひいては北海道全体に賑わいを創出していく。
「IDEAL to REAL」という信念のもと、
今日も日本エスコンは枠を超え続けていく。

After story

上を目指す想いが、
チャンスと成長を手繰り寄せる。

前職ではオフィスや収益不動産の仕入れを担っていましたが、中途で日本エスコンに入社してからは企画や物流など、経験の有無にとらわれず多岐にわたるフィールドに携わらせてもらっています。このプロジェクトにおいても同様で、まちづくりという規模の案件は初経験。全容を理解するのも時間を有しましたね。しかし、経営層との距離感が近く、常に意思決定や意思疎通をスピーディに行えたからこそ、プロジェクトを推し進めることができています。企業が大きくなればなるほど、このようなチャンスは無くなりますが、日本エスコンは成長してもそこを欠かすことはありません。また、学ぶ姿勢があれば、多様的にあらゆる領域を学ぶことができます。プロジェクトは広い目で見たら、まだ動き出したばかりのフェーズ。今後の日本エスコンの成長を大きく担うだけでなく、不動産業界自体のモデルスキームにもなり得る大規模な挑戦を、志高く推し進めていきます。

プロジェクトメンバーとして企画に着手した当時は、何から何まで衝撃の連続でした。現地の風景、本州とは全く異なる生活スタイル、北海道ならではの建築の制限。自分の培ってきた経験が通用しないと感じるほど、高難易度かつ大規模な開発であると思います。一つひとつを紐解いて、制約の中を掻い潜りながら、日本エスコンの強みを最大限に活かした企画へと落とし込んでいくおもしろさは、他では得られない経験です。プロジェクト全体を通しても、まるで夢物語のようなアイデアから、堅実的だが既存の考え方にとらわれないアイデアまで、多種多様な企画を日本ハムファイターズさまと共同で練り上げられたのは、今後のまちづくりを担っていくための貴重なプロセスだったと思います。マンションの開発は施工へと移りましたが、本来の目的はまちそのものの活性化。将来的な理想像を具現化させるためにも、これまで以上に枠を超えた提案をし続けていきます。

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